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海老名市のお墓・墓地事情
平成21年の市の調査データによれば、50,254世帯。推定人口、127,063人。旧高座郡海老名町から1971年海老名市制施行。国の史跡に指定されている相模国分寺跡を有する市です。広く田園地帯を抱える一方、近年は海老名駅前の複合型商業施設の開発や小田急線、相鉄線の利用による横浜、東京のベッドタウン化が著しく、海老名駅周辺を囲むように建つ高層マンションの風景を見てもその傾向がはっきりとわかります。
【お墓・墓地に関する歴史的事情】
墓地は「ぼち」という呼び方が多く一般的ですが、上河内では「はかしょ」と言う呼び方もされていました。寺墓と個人墓の比べると市内では個人墓のほうが多く、今里では屋敷内。社家、上今泉、柏ヶ谷、国分、本郷などでは屋敷の裏山や屋敷近隣に設けている傾向にあったようです。
市内の寺院は31。総持院、福寿院、正覚寺、国分寺、吉祥寺、金剛寺、本覚寺、龍峰寺、定国寺、東林寺、東興寺、安養寺、宗珪寺、盛福寺、龍昌寺、常泉院、永珊寺、鳳勝寺、増全寺、浄久寺、真光寺、善教寺、浄光寺、法閑寺、明窓寺、妙元寺、妙常寺、明泉寺、常在寺、海源寺、寿閑寺。日蓮宗が、鎌倉仏教といわれる浄土宗・真宗の合計とほぼ同数の6と多いのは、現在、座架依橋(ざかえばし)の架かる日蓮配流の地である厚木市依知に近く、また鎌倉との中間であるという地理的条件によるものと言われています。禅宗が最も多い10なのは、中世土豪の帰依によるものと考えられています。
(神奈川県・宗教法人名簿 仏教系寺院 2009年2月10日現在)